健康の基準

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健康の基準は健康診断の基準値だけではない
会社や地域で健康診断を受診すると、その結果通知書が手元に届き一喜一憂する方も少なくありません。
また、そこに記載されているコメントに対して戸惑ってしまう方や余計な不安を持つ方もいます。
では健康診断や人間ドックの検査で用いられる基準値とは、どのようなものなのでしょうか?基準値は、
20~60歳くらいまでの健康な人の検査データの上限と下限それぞれ2.5%ずつを除外したものを基にして統計学的に算出した数値です。

つまり、95%の現時点で健康な人が含まれる範囲の値が基準値と考えられているのです。
その為、結果に異常があった場合には、より精密な検査が必要となりますし、異常なしといわれても油断は禁物です。また、その他のコメントをみて生活習慣を見直したり、
善すべきところがあるのなら早めに改善したりするように心がけることが大事なので、戸惑いや不安を感じる時には問い合わせて適切な指導を受けることです。

ただ最近では健康診断の基準値が厳しすぎるとか、医療現場の診断基準とズレがあると言った声も聞かれますし、
ストレス社会と言われる現代では数値では分からないこともあるのです。現代人の抱えるストレスに注目していくことにより、本当の意味で心と体の健康が実現できると言えます。

体に不調はなくて健康だけれど
人間関係や仕事関係における悩みや心配事、それから生活環境などストレスに繋がる要因は数え切れない程あって、
そのような現状にさらされている現代人の抱えるストレスは大きいものです。本来なら心穏やかに笑顔で過ごせる日々であってほしいと考えていても、
こうしたストレス社会では難しいことと言えます。その為、体に何ら不調もなく健康だけれど心がモヤモヤ・イライラするといった人が増加傾向にあるのです。

また、こうしたメンタルの健康に関しては、目に見えませんし検査数値として知ることもできなく、周囲の人だけでなく自分自身でさえ心の状態が分からないことも多いです。
そして原因と状態が分からないことがさらなるストレスを生んで、結果的に健康であったはずの体にまで異常が起こるといった悪循環になってしまうことも少なくないのです。
ただ、近年は社会的にもこうした心と体の健康に対して注目されるようになってきていて、職場におけるメンタルヘルス対策などが義務化されています。
本当の健康とはどのような状態なのか?
世界保健機関(WHO)による健康の定義というものがあって、簡単に言うと本当の健康は、
体が元気・精神的に明るく落ち着いてゆとりがある・経済的に満たされているといった3つの状態が揃っていることです。

どうしても健康というと体が元気で不調がない状態だけを考えてしまいがちですが、身体的にも精神的にも経済的にも健康でなければ本当に健康とは言えないのです。
ただ、残念ながらストレス社会といわれる現代において3つの状態が完全に揃って健康といえる人は少ないのが現状です。
特に現代人の抱えるストレスは大きな影響があって、心の状態から自律神経の不調を生じて体に大きな悪影響を与えてしまっているのです。
病気は文字が示すように「気に病む」といえますし、「病は気から」という言葉がありますがそれも医学的に証明されていることなのです。

心と体の健康が整ってこそ人生を楽しめる
ストレスがほとんどなくてプライベートも満足できる状態なら人生は楽しく充実したものになります。
そして、このように心身共に健康でなら経済的な安心も手に入れることが可能で、先に述べた本当の健康状態を全て揃えることができます。
その為には、何といっても心身の健康を意識して、できる限りの予防を心がけることが大切で、
特に目に見えない心に対しては常日頃から意識して自分の心の状態に敏感になることです。
心身共に健康で人生を楽しめるためにも、まずは「心と体の健康」に役立つ関連情報を調べて参考にして行くことがおすすめです。